アメリカン航空Cクラスに乗って!

ボーイング


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  こんな笑顔ならいいサービスでしょ

アメリカン航空の太平洋線はボーイング777-200ERが飛んでいます。    USエアとの合併で新生アメリカンを謳っており、塗装もよりアメリカらしい力強い中にも色使いの素晴らしいものに変わっていました。旧塗装は長い間ポリッシュで有名でしたが、今回のシルバーメタリック系塗装は、光の具合で色合いが深化するカラーが素敵です。


成田空港からロスアンゼルスへ飛びました。

ビジネスクラスは2-3-2の7アブレストで、右舷最前方は、ロールスロイスTRENTの大形エンジンが力強く見える眺めのいいポジションです。この場所は、隣に座席が無く、クローゼットとトイレになっていますので、独立感があります。

今ではシートのプロダクトが少し古く、ライフラットで少しの傾斜がありますが、身体が足元に落ちていく事も無く快適でした。

シート自体が高い位置に有り、包まれるような感覚をもたらします。客室乗務員はサービスを腰をかがめる事無く進められます。お客様側でも、上から機内食が来るのではなく、横からのサーブは受ける方も気分がいいということを発見しました。

ベッドになった時に足元周りに余裕があるので、大きな機内手荷物があっても大丈夫です。後方のお客様にシートが倒れる事はありませんので、気遣い不要です。

アメニティは、アメリカのデザイン会社であるイームズオフィス社製のものです。手のひらに乗るポーチに綺麗に収められており、ケースは女性の小物入れに活躍しそうです。


客室担当は、陽気なアメリカンの男性でした。胸には日の丸のバッジを付けているので、日本語対応のできることが解ります。

サービス途中に話し掛けてみると、日本線を好んで乗務しているとのこと。

食事は是非ビーフをと勧めてくれます。

サラダと前菜、パンの提供のあと、お勧め通りの肉厚なアメリカンステーキがマッシュポテトやごろごろ野菜の付け合せと共に提供されます。

最後に大振りなパフェのデザートを頂きました。

食後の、お楽しみはAVOD(*1)のIFE(*2)で、映画やドラマを楽しみます。

BOSE社製のノイズキャンセリングヘッドセットが、専用ケースに入って用意され、空の上とは思えない静寂の空間の中で映像に没頭できます。

同社のサービスは、さっぱりし過ぎだったり、乗務員に一生懸命働く感じがしないと言う人がいます。

イギリスのエアラインリサーチを行なう、SKYTRAX社エアライン・オブ・ザ・イヤー2014でも高評価ではありません。

最初から、期待していないよという感覚で乗ると、どうしても厳しい判断になりそうです。

私の場合は、三回目の搭乗ですし、航空機が好きである事で甘い判断になりそうなことをを差し引いても乗務員は一生懸命に見えました。

燃油価格下落もあって、航空会社は過去最高益が多く出そうな時期です。

同社もいち早くプロダクトへの投資を発表しました。

太平洋線のボーイング777-200ERは変わりませんが、今年はリニューアルされたビジネスクラスの登場とのことで、再搭乗が楽しみな航空会社の一社になりました。

(*1)AVOD = オーディオ・ビデオ・オンデマンドは、見たい時に視聴できる音楽映像システム

 (*2) IFE = インフライト・エンターテイメントは、機内の娯楽システム

 
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   イタリア製の瓶入りドレッシングが素晴らしかった

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