退役となるフラッグシップのBoeing777-300ER
今年4月21日付けで経営破綻による自主管理体制に入ったヴァージン・オーストラリア航空は、その後アメリカの投資会社ベインキャピタルの支援が決まり、経営再建を目指していました。当ブログでもその様子を報じています。
8月5日のヴァージン・オーストラリア航空のホームページで再建計画の概要が発表されました。詳細は以下の通り
・リージョナルとチャーター事業の継続
・ロサンゼルスや就航予定だった東京羽田への長距離国際線は旅行市場が回復するまで停止
・ATR機、ワイドボディ機(A330-200/Boeing777-300ER)の退役
・機材をBoeing737に統一
・将来の再開の可能性を残した、傘下のLCCタイガーエアオーストラリアの運航停止
・6000人の雇用を確保し、3000人の雇用調整
上記の計画を実行するための案は以下の6つ
1.コスト見直しと事業の簡略化
2.顧客価値を高める
3.顧客サービスの文化を重視
4.世界レベルのデジタルネットワーク構築
5.強力なバランスシートを持つ
6.雇用確保と将来の展開