ピーチとバニラが合体して奄美になる

航空業界

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筆者が撮影したバニラエアのA320

2019年にピーチアビエーションと統合したバニラエアの機体は、12機がピーチ機仕様に改修されて残ります。うち1機のみバニラエアの塗装を残しハイブリッドな塗装で就航することになりました。

AMAMIの文字にあしらわれたデザイン
 
©Peach Aviation 

このJA08VAはバニラエアがマーケットを開発し、LCCとして初めて就航した奄美大島のある奄美群島の動植物のデザインが隠されており、ポートサイド(左舷)側に「Fly Peach to AMAMI」の文字が入ります。3月中には、関西空港奄美大島と成田空港奄美大島路線を中心に全国の就航地に乗り入れる予定です。

Peach 特別塗装機デザインイメージ
©Peach Aviation
 

海外で機体改修作業を終えて関西空港に戻ってきたのは昨年12月。この機体に対する航空ファンの「残してほしい」という熱い思いのあることを聞き実現したとのこと。何か新しいことをやってくれるピーチが、やはり応えてくれました。

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筆者が撮影した成田空港でのバニラエアのA320(JA10VA)
 

合併、統合の多い海外のエアラインではこのような塗装をヘリテージ(遺産)としてリバイバルさせるケースは多いのですが、そもそもエアラインで企業統合の少ない日本ではこのような事例は珍しいと言えます。

 

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