優雅なアメリカ大陸横断飛行はナローボディ機が支える (前編)

国際航空路線


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オールファーストクラスエアライン「MGMグランドエア」の搭乗は27年も前の話になりました。アメリカ国内の大陸横断となる花形路線で、ニューヨークJFKからロサンゼルスLAXへの旅でした。

今でも同区間は、富裕層や芸能人、ビジネスマンの利用の多い東西の大都会を結ぶ基幹路線です。

アメリカビッグ3エアラインが現在この路線でどのようなプレミアムな旅を提供してくれるのか見てみました。

ここでの発見は、ナローボディ(単通路)機が多く活躍していることです。

ビッグ3でこの路線に最初に力を入れたのはアメリカン航空です。

大陸横断用に専用機を導入しています。エアバスA321T(Transcontinental)です。この専用機材は他社には無い3クラスの設定になっており、ファーストクラスになると、1-1配列のフルフラットシートが5列並びます。ビジネスクラスは、2-2配列が5列。これも何とフルフラットです。食事もフルコースを堪能できます。

デルタ航空は、単通路機ではボーイング757-200を中心に複数の機材が就航しています。

B757のファーストクラスでは、フルフラットの2-2配列シートです。

次期導入のエアバスA350では、デルタワンスイートという個室感覚の新しいプロダクトを開始すると発表したばかり。今後、ナローボディ機への展開が楽しみです。

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ユナイテッド航空だけは、ニューヨークの空港はJFKではなく、EWRニューアーク空港発着になります。機材はボーイング757-200が中心で最上位クラスのビジネスファーストは2-2配列が4列のものと7列ある機材が混在しています。

ポラリスという新しいサービスのブランドで、睡眠を重視したプロダクトを提供しています。

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アメリカのエアラインも、品質を上げて来ています。

その他のエアラインの動向に関しては、後編でお伝えします。

  

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