インドの新興エアラインVISTARAが羽田空港へ新規就航

航空業界

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20151月に運航を開始した「VISTARA」は大手財閥タタグループが51%、シンガポール航空が49%出資したインドの新興エアラインです。この「VISTARA」は616日からデリー東京・羽田間に週1便を就航させると510日に発表しました

 現在、40の就航地に6機のボーイング737‐800NG2機のエアバスA321neo35機のA3202機の787‐9型機の計45の航空機が毎日200便以上就航しています。

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インド国内を中心に、国際線は中東のドバイ、ドーハ。欧州のロンドン、フランクフルトへ路線を持ち、東南アジアのシンガポール、バンコクへ就航しています。以東では東京が初めての就航地です。

 就航機材のボーイング787‐9は、ビジネスクラス30席(1‐2‐1配列)、プレミアムエコノミークラス21席(2‐3‐2配列)、エコノミークラス242席(3‐3‐3配列)の計293席が用意されています。

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デリー羽田路線の詳細は、以下の通り。

 便名  曜日   DEL発  HND着  

UK083 水曜日  03:00  14:50

便名   曜日    HND発  DEL
UK084 木曜日  17:50  23:35
※追記 VISTARAに確認したところ、羽田空港でOver nightするスケジュールが組まれていることで間違いないとのこと。推測すると、乗務員の乗務時間インターバル取得の為と考えられます。

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日本発運賃は、エコノミークラス90,099円~、プレミアムエコノミークラス184,699円~、ビジネスクラス410,999円~と設定されています。

 2020年夏スケジュールから羽田空港の発着枠拡大で、日系のみならず、多くの外資系エアラインが就航を延期する中、週1便とはいえコロナ禍収束前のインドとの新規路線の開設は驚きです。

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現状で、ANAJALともに羽田⇔デリー間の路線があり、ANAで週2便、JALは週3便が運航しています。インド政府が設定したエア・バブルに基づく運航便とのことで、しっかりした水際対策の継続が求められます。

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