ファーンボロでのCRJ900型機
この6月1日よりボンバルディア社のリージョナル航空機事業は三菱重工の買収により、MHI RJAviation Groupが発足しました。
本社はケベック州モントリオールにあり、社長兼CEOは山本博章氏が就任しました。このグループはMHI RJ Aviation ULC(カナダ)、MHI RJ Aviation Inc.(米国)、MHI RJ Aviation GmbH(ドイツ)が含まれ、整備、改修、技術サポート、マーケティングと販売などを行います。
年間1.3億人を運ぶ1,900機のCRJ機メンテナンス事業は大きな柱です。CRJ900はまだバックオーダーを抱える人気機材で安泰ですが、その他の550/700/1000の行く末が気になります。
Space Jetの製造販売を行うMSJ事業とは別会社として運営されます。
まだ市場ではMHI RJは馴染みないですが、MSJとともに順調に育っていくことを期待しています。