Peach Aviationは中距離路線進出の第二ステージへ

LCC

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関西国際空港で出発前のMM91便エアバスA321LR JA902P

2022年は日本にLCCが誕生して10年が経過し、市場に根付いたことが認識できた一年でした。その記念すべき年の最後にPeach
Aviationは、新たに中距離国際線就航への第一歩として関西国際空港からバンコクスワンナプームに就航開始しました。国内線と短距離国際線のみの路線構成から、新たに中距離国際線へと新たなステージに進出します。

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空港マスコットのそらやん(左)とタイ国政府観光庁のハッピーちゃん 

コロナ禍前には既存機材でも就航可能な沖縄・那覇からバンコクに飛んでいました。3,600㎞の距離だったのですが、今回はおよそ4,800㎞。日系のエアラインでこの距離をナローボディ機で就航するのは過去にはチャーター便ではありましたが、定期就航するのは初めての事となります。

1227日(火)の関西空港第二ターミナルビル国際線ゲートでは、1930の出発にあわせてセレモニーが行われました。参加者は、Peach Aviation取締役CEO森健明さん、関西エアポート執行役員
フランソワ・スタレスキーさん、タイ政府観光庁
大阪事務所所長代理メリカ・シワラさんと客室乗務員 1 名です。森CEO、関西エアポート、タイ政府観光庁と来賓挨拶が続き、タイ舞踊、トークイベントと記念品配布があり、搭乗客は出発していきます。

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フリップを持つ森社長を中心に メリカさん(左)とスタレスキーさん(右)

今回は、「LCC新たなステージへの飛躍」とテーマを定め、私も初便に搭乗して取材を行うことにしました。機材は、Peach Aviationが新たに導入したエアバスA321LRです。

受領自体は、およそ一年前の20211219日で、一年間かけて国内線を中心に慣熟し、本来の性能を発揮できるこのバンコク線に備えてきました。

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 記念品を受け取ってバンコクへ向かう搭乗者ら 

最大244席設置できる機体に218席と余裕を持たせ、長距離飛行でもお客様が快適に過ごせるように工夫されています。機内では、デジタルコンテンツが楽しめるので、楽しみです。

新たな路線へ進出は、LCC側からすると競争の激化にはなりますが、利用者にしてみれば運賃低下やサービス向上が考えられるので、歓迎です。

20年目を目指すLCCを搭乗と言う形で応援したいものです。

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