HARS 航空博物館は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州、シドニーから南に90km 余りのアルビオン パークのシェルハーバー空港 (YSHL) にある、航空専門家と愛好家のボランティアによる団体が管理する施設です。
歴史航空機修復協会と訳すこの博物館は 1979 年に創立しました。多くの航空機は飛行可能状態で保存され、またいくつかの機体は継続して修復が行われています。
会員の航空工学能力は、1990 年代にデイビス モンサン航空機墓場から遺棄されたスー
パー コンステレーションを探し出し、ほとんど何もない状態から美しい飛行状態に復元し、太平洋を渡って本拠地であるここまで飛行させたことを思い出すことによって証明できます。
2015 年という最近の歴史において決定的な出来事の 1 つはボーイング 747-438 型機の VH-OJA「シティ・オブ・キャンベラ」号が到着したことです。この航空機は、カンタス航空での運航中に維持および運航していた多くの会員にとって非常に重きのあるものです。ロンドンからシドニーへの世界最長フライトを記録したもので、この先商用運航を始めるプロジェクトサンライズの礎となるものです。
コレクションは、「サザン クロス II」(フォッカー F.VIIb/3m トライモーターのレプリカ)から 3 機の C-47 / DC-3 航空機までの旅客機のコレクションも多く、スーパーコンステレーション、TAA の最初の航空機 DC-4 や同じく TAA のコンベア 440 など、その他の歴史的な航空機タイプも数多く取り揃えています。
全てのコレクションを見ていると時間が足りなくなりますので、近現代の民間航空機を中心に見て廻りました。
今回は、シドニー空港の近くから路線が延びるサウスコーストラインの鉄道で1時間 40分揺られて行ってきました。こちらの車窓も自然の中を走る魅力的なものでした。
Carlさんや他の皆様ありがとうございました。
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