アメリカン航空 機内サービス (前編)

ボーイング


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アメリカン航空 ビジネスクラス搭乗で、前回と違った機内食とアメニティに特化して書いてみたいと思います。

今回は、成田発ダラス・フォートワース行きの機上の人となりました。

ダブルデイリーで就航する午前便でAA176便です。

機内食の特徴は、今回は事前オーダー無しに日本食がチョイスに加わっていたことです。

わざわざ事前オーダーするのは面倒ですし、搭乗後に他に食べたいものがメニューにあると、それはそれで残念です。

他のチョイスは、洋食でした。4つのメニューから選ぶことができます。

まずは、定番の牛フィレ肉のグリルです。マッシュルームソースが食欲をそそります。

鶏肉の味噌焼きは、和食と言ってもいいセレクトです。

フィッシュは、赤魚を茄子、さつまいも、いんげんとともに頂きます。

最後に、ヴェジタリアンメニューとして、リコッタチーズとほうれん草のカネロニとなっています。

このランチで5種類からの選択というのは迷いました。

前回のロスアンゼルス便搭乗の時は、洋食のみでしたので、かなり工夫されるようになったように思います。

メニューを見返すと、牛フィレ肉・鶏胸肉のソテー・ロブスターリゾット・小麦粉ペンネパスタの4種ですので、今回のほうがバラエティに富んでいます。

話を今回の搭乗便に戻します。迷いましたが、和食の魅力には勝てません。機内に入れば、相手国の食事を選ぶんだなんて思った時もありましたが、今回は、和食がとても魅力的に思えました。

懐石定食のスタイルになっているのですね。一の重、二の重と分かれて出てきます。

一の重は、小鉢・八寸・口取り・強肴(しいざかな)となっており、完全に日本酒に合った構成になっています。
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二の重は、台の物・留め椀と続きます。ここでのメインはかれいの磯辺焼きです。食事は、山菜牛肉そぼろご飯でした。

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この先、和食と言えば水菓子でしょうが、そこは洋食に合わせてアイスクリームサンデー・チーズ・ブルーベリータルトと洋食に合うセレクトになっています。

パフェをオーダーしました。丸ごとバニラアイスに各種フルーツトッピングを沢山掛けてくれます。

フライトのなかばにという形で、ギャレーにスイーツとスナックが用意されているのとは別に、メインと書かれて蕎麦かチキンラップサンドの用意があります。更にデザートとしてフレッシュ・フルーツを加える事ができます。

これは、前回の便には無かった内容です。これだけで、軽食になります。

到着前の朝食は、フレッシュフルーツ・ボールを選びます。

日本では深夜になる時間ですので、どうしても重いものは厳しい。

ヨーグルトと混ぜて食べると、美味しかったです。もうひとつは、マッシュルーム・キッシュでした。

アメリカの航空会社は、一時の過当競争を経て三大航空会社に再編され市場が落ち着いてきています。更に燃油費の安定が加わり空前の収益を上げています。

各社がこぞって設備投資に動き、サービスの向上を競っているようにも思います。それが今回の機内食にも表現されていました。

利用者にとっては良いことでもありますが、寡占になって航空運賃の上昇に繋がる懸念を米国の消費者機関が航空会社を訴えています。

食事をしながら、いろいろ考えていました。

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