アトランタもうひとつのミュージアム

ホビー



AAEOS ATL 350SS

エアライン・コンベンションが開かれているデルタ・フライト・ミュージアムとは別に、アトランタ国際空港の近くにはナショナル・ミュージアム・オブ・コマーシャル・アビエーションがあります。空港から車で10分程度のところに位置し、ショッピングモールの一角にあるビルの中にあります。

水~土曜日の午前10時オープンになっており、開館する曜日の10時半に施設に着いたのですが、CLOSEの札が掛かっています。

タクシーで来ましたので、運転手へは1時間半後に迎えを頼んでいました。どうしようか困ってしまいました。ほどなくスタッフが来てくれたので良かったのですが、どうも手作り感の強い家族経営的博物館のイメージです。

館内は、いくつかのパートに分かれており、1980年代のデレギュレーションで消えて行ったエアラインのグッズが多く見られました。

乗務員の制服と飛行機モデルという組み合わせの展示が多く、デルタ・ユナイテッド航空といった現役エアラインの昔の姿も貴重です。日本航空と同じようにデルタ航空にも日本語表記のハッピがあることを知りました。
AAEOS ATL 314SS

消えて行ったエアラインでは、バリュージェット・TWA・イースタン・パンナム、ブラニフ・ピードモント等がありました。

展示の手法をどこかで見た記憶が蘇って来たのは、ロスアンゼルス空港のフライトパス・ラーニングセンターと似ているからです。

同じように、エアライン退職者が各自のコレクションを持ち寄って、博物館にしてしまったというイメージです。悪い意味ではなく、学園祭の展示のようなノリです。

AAEOS ATL 319SS

しかしそれが半端な展示ではなく、コックピットが残されていたりとか、客席があったりと大型の展示品があります。デルタ航空DC-8-61型機のファーストクラス席やノースウェスト航空のコーチクラス(エコノミーの別称)席は当時はやりの暖色系です。

マーチン404のコックピットや、ロッキードL-1011-250トライスターでN740DAのコクピットはその存在感を誇示しています。

規模はさほど大きくは無いものの、将来に向けて拡充していく計画が示されていました。

ホームページによると、実機の展示が別の場所にあると記載があります。

今回は時間が無かったのですが、機会があれば規模の大きくなった同所を訪ねたいと思います。

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