旅のサイト『リスヴェル』で空旅のススメというコラムを書いています。
最新の記事では、過去の航空栄華の時代を懐かしみつつ、今後の旅のトレンドとしてラグジュアリーな空旅が増えるという話です。
「クリスタルクルーズ」が展開する航空事業をもう少しご紹介します。
クルーズ会社の別部門で、クリスタルラグジュアリーエアを誕生させました。富裕層をクルーズの発着港の近くの空港へ送り届けたり、帰路に使うことも考えられます。また、フォーシーズンズのように、世界一周フライトに使われるかもしれません。
実は、ボーイング787と777-200LRの導入を発表したあとに、ボンバルディアのグルーバルエクスプレスXRSも機材に加わると発表がありました。3月15日付けで、同社のホームページにも記事が掲載されています。
ビジネスジェットのカテゴリーなので、エアライナーとは一線を画すという意味合いからコラムには紹介しませんでしたが、このブログでご紹介しようと思いました。
クリスタルクルーズでは、このグルーバルエクスプレスはすぐにチャーターとして活用し、来年と2018年に掛けてボーイング777、787をラインに投入すると発表しています。
ビジネスジェットのカテゴリーでは、航続距離も長く、フライト時間は12時間にもなります。このクラスで12名の乗客を世界のどこまでも快適に輸送するのでしょう。
グローバルエクスプレスでは機体番号が米国籍のNであるのに対し、ボーイング777-29M/LRはP4-XTLで南米ベネズエラ沖のオランダ領「アルバ」の登録機体番号であるのが面白いところです。
クルーズ会社の豪華なエア部門は、とても気になるサービスですので、動向を見守りたいと思っています。