ユナイテッド航空に納入されたばかりのBoeing737Max8が、ウィスコンシン州のオシュコシュへ飛んだとSimple Flyingのニュースは伝えています。
7月25日にシアトルで受領した機体はシカゴに運ばれ、翌日にはオシュコシュへ日帰りのフライトを行っています。
このオシュコシュは、Flyinの名前で大規模なエアショーの開催されることは、航空好きな人にはつとに有名なところです。今では、「Air Venture」と名前を変えてイベントは続いています。
今年のAir Ventureは7月26日から8月1日までの7日間。もともとは、大戦機や軽飛行機のイベントですので民間旅客機の展示は珍しいのですが、ユナイテッド航空の狙いは将来のパイロット候補なのです。
Boeing737Max8で機体番号N27253の機首には「Aviate」と描かれ、これはユナイテッド航空が経営するフライトスクールだとわかります。
エアショーに集まる家族の中で、「ユナイテッドがパイロットスクールやっているぞ。お前も受けてみろよ」なんて会話がされている可能性は大です。コロナ禍で大量解雇したアメリカのエアラインですが、既に再雇用が始まっています。
コロナ禍が収束した訳ではありませんが、ワクチン接種が進みコロナとの共存で人の動きが戻っているアメリカ。日本とは違う動きです。
※写真は参考です