ニュージーランド航空独自のサービスではないものの、ボーイング787に乗ればこれだけ快適ですよといういくつかの点をご紹介。
まずは、話題になったLED照明。
色の変化だけでなく、段階的な明暗や、点灯時間のコントロールまで調整可能。
パターン化された照明モードを選ぶと、自動的に変化していくという優れた機能を持っていました。
ニュージーランド航空は、ピンク紫になっていることが多く、夜間便には目に優しい気がします。
機内エンターテインメントは、航空会社の重要なサービスの一つ。
機内食とともに、評価されることが多くあります。
ニュージーランド航空の機内エンターテインメントは、プレミアム。エコノミークラスは11インチの大きさ(エコノミークラスは9インチ)で、飲み物やスナックをオーダーすることのできる機能がありました。
航空会社にとっては、オーダーが多くなり過ぎて乗務員が忙しくなる可能性もありますが、気軽にオーダーできるという点ではとてもいいシステムですし、客室乗務員さんも誇らしげに説明してくれました。
プレミアム・エコノミークラスとビジネス・プレミアでは、客室乗務員が口頭でリクエストを聞いてまわることを優先しているので、オーダーは少ないそうです。
最後に、窓にまつわる話をひとつ。
ボーイング787は窓が大きいことを盛んに宣伝していました。
更に電子遮光カーテンが装備されていることで、就航当時は話題になりました。
この窓は、一番暗い状態でも完全に真っ暗にはなりません。太陽光を少し透過してしまいます。これで安眠が出来ないとなると大変。
機内には、数枚しか装備はされていませんが、遮光シートがあるのはあまり知られていないようです。恰好いい物ではありませんし、装着が不便そう。
今回、どんなものか見せて頂いて、人のいない乗降ドアの小さな窓にセットして貰って写真を撮りました。どんなものかというイメージですね。