チャイナエアラインズのジャンボが退役直前の日本周遊フライトを実施する

チャイナエアライン

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©China Airlines

コロナ禍において航空機の稼働率がさがっており、各エアラインはあの手この手で収益を確保しようと工夫をしています。ANAJALともに、国内線において出発地に戻る周遊の遊覧飛行を行っています。

 今回、台湾のチャイナエアラインズが台北を飛び立って日本上空を飛行するチャーターフライトの計画を発表し、台湾のKK Dayというオンライントラベル代理店を通じて売り出したところ即日完売になった商品です。

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筆者が搭乗したチャイナエアラインズの747型機(成田空港)
 
コロナ禍で大型機の退役が進む中、チャイナエアラインズの持つボーイング747-400型機ジャンボジェット(予定機はB-18215)を使用し、台北桃園空港を離陸した飛行機(CI2747便)は一路静岡を目指します。富士山を周遊した航空機は、台北に戻るというもの。飛行予定時間は5時間40分を予定しています。

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筆者が搭乗したチャイナエアラインズの747型機(成田空港) 

ツアーの目玉は、「空の女王」と呼ばれるジャンボジェットを使い、台湾の人々が「山の女王」と呼ぶ富士山を目指す縁起の良い商品となっているところ。この企画には、静岡県も協力したとのことです。

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©China Airlines 

参考のために、売り出された航空券の運賃をお知らせしたいと思います。

エコノミークラス: 約27,600円(TWD7,470

ビジネスクラス1階:約36,000円(TWD9,747

ビジネスクラス2階:約40,000円(TWD10,747)と運賃にまで747を組み込んだ設定です。

 

このフライトの面白いところは、フライトの扱いは国際チャーター便であるということ。パスポート持参が条件です。とことん747にこだわったツアーのチェックイン開始時間は当日朝7:47です。

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筆者が搭乗したチャイナエアラインズの747型機(成田空港) 

26日(土)に実施予定で、日本でもFlightradar24で航跡を追うことができるのですが、最新情報では台湾での感染者増加により延期と一報が入りました。何れ実施されまると思いますので、改めてお知らせします。

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