チャイナエアで長距離路線に飛び始めたA350に乗る

エアバス


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スキポール空港で日中は駐機となるA350

冬の欧州は、観光には向かない場所と言われています。

航空運賃が下がるので行き易いのですが、現地での滞在に冬の厳しい気候という制限がかかります。日照時間も短いので、出歩ける時間も限られてしまう。

それを逆手に取ることもできるのは、屋内での観光です。

オランダはフランスと並んで絵画の宝庫でもある国。

海洋性気候で、冬でも雪の降る事が少ないと言えば、東京に住む者にとっては行きやすい場所のひとつとなります。

さらに、航空博物館のある場所となると行きたい気持ちがぐっと加速します。

欧州までの12時間ほどをどうやって過ごそうか気になります。欧州への直行便を考えると、ほぼ日中フライトで現地での時間が短くなってしまうことがあります。

それを経由便に変えることで運賃が安くなることもありますし、到着時間を朝に変えて目いっぱい観光にあてることができる。

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深夜の台北桃園空港の滑走路灯を見て離陸に向かう機体

 

チャイナエアの最新鋭機エアバスA350はそんな深夜の時間帯に台北桃園空港を出発し、アムステルダムのスキポール空港には現地ではまだ暗い午前7時過ぎに到着します。

この機体は、15,000kmも飛べる性能を持ちますので、長距離区間で乗ってみたいもの。 

ビジネスクラスは、長距離でも疲れない工夫があって快適でした。

1-2-1の2席が足元で近くなるヘリンボーンシートの頭上は、オーバーヘッドストウェージが無く広々としており、身体の周りは適度な個室感覚のある空間でした。

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チャイナエアでは通常のシーリングライトの他に、座席横にシェードを付けた照明を配しており、まるで書斎に座っているような感覚にとらわれます。

このフライトのレポートは、リスヴェルのコラムで書いていきます。

 

 

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