747-8を持ち込めばエアバスA380と対抗できたのにと残念に思うのが率直なところ。大型機が市場から敬遠されて久しいながら、利用者目線ではゆったりした航空旅行に憧れます。
ボーイング787-10は、今年3月31日にアメリカのノースカロライナ州ノースチャールストンで初飛行を終わらせたばかり。2ヶ月強のインターバルでエアショーに持ち込めるのは、さすが長年の経験が自信になっています。
パリでの飛行展示はありませんでしたが、来年に控えたローンチカスタマーのシンガポール航空への引渡しを前に試験飛行を重ねます。
-9が誕生した時は、初期型の-8に比べて6.1mの延長でしたがさほど違いが鮮明ではありませんでした。
-10は、-9から5.5mの延長ながらさすがに747ジャンボジェットに近い全長ですので、長さが強調されて目立ちます。
機内見学では、まだ検査機器だらけの機内を歩きました。
コックピットでは、長い胴体に合わせて細かい設定を要する為にフラップの17度、18度を新設しています。