欧州の新エアライン「エアベルギー」3月にテイクオフ

エアバス

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エアベルギーは、この3月にベルギー⇔香港間で運航を開始する新しいフルサービスキャリアです。

2017年に設立され、このほど2018年の夏スケジュールからブリュセルサウスエアポートから香港を目指す便を初就航させると発表しました。

機材は、フィンエアーで使われていたエアバスA340300型が2機用意されました。ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス。

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席数は公表されていませんが、イラストを見るとビジネス16席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー250~270席程度の様子。

特段、変わったアレンジはありません。

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特徴は、ベルギー第二空港のサウスエアポートを利用する点。

市内からの距離は、鉄道とバスを乗り継いで約1時間。鉄道のみで約20分でアクセスできるブリュッセル空港に比べて見劣りします。

機材は2007年導入機。21年を経過しようかという世界から退役していっている機体を使うのも冒険です。燃油費の安定している今ならまだしも、今後燃油費が高騰すれば、経営を圧迫します。現在、LCCさえ新機材を使うビジネスモデルが普通になっています。

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ネームバリューの小さいエアラインが長距離での路線開設は、過去に失敗例がいくつもあるのでよほどの工夫が無いと続きません。

そのアイデアがホームページから見えて来ないのは残念です。

厳しい船出だとは思いますが、エアベルギーの行く末を見守りたいと思います。     

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