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カンタス航空は、現在10機あるボーイング747-400型機と-400ER型機を2020年までに退役させ、ボーイング787-9の6機追加発注し14機で運航することを決めました。カンタス航空のアランジョイスCEOは「われわれは2020年の100周年の節目で一つの時代を終わらせ、もう一つの時代を始める」という表現をしています。
大型機の大量輸送時代から、効率的な長距離輸送時代への変革です。それをボーイングの機材の変遷の中で成し遂げようとしています。ボーイング747はカンタス航空の中では40年にわたり使用されてきた機材で、その他200機以上のボーイング機材を運航してきた実績に基づく自信があります。
ボーイング747の退役は今年2018年の7月から始まり、2020年には完全退役となります。最後に残るジャンボジェットは2020年で17歳となる機体です。最新鋭機も導入しながら、ベテラン機材も大事に使う姿勢が生きているカンタス航空。
羽田空港からシドニー路線は最後までジャンボジェットで運航して貰いたいものです。