エアショーレポート⑥ アメリカで売れたATR機

ATR

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エアショーでATRの機体展示は恒例となりました。エアバス傘下の同社ですから欧州は地元。今回はアメリカでATR-600シリーズ型が最初の導入となったフロリダの「Sirver Airways」の機体が地上展示されていました。SAAB340Bとツインオッターを運航していた同社が、新機材として導入したものです。

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42型の丸っこく愛らしい機体が新しいデザインのピンク紫のカラーをまとい、実に南国フロリダのリゾート地の雰囲気に似合っています。機内に入るとグレーの革製46席のスリムシートが並びます。同社のSAAB340Bの34席に対し35%増加となるキャパシティとなりました。日本で導入されている48席仕様と比べて最前方の向かい合わせ席が無く、ゆったりとアレンジされて最大32インチ(81cm)のピッチはリージョナル機では余裕です。

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リージョナルターボプロップ機の中では最大客室幅を活かして、快適な空の旅でフロリダやバハマなどのリゾート地をこまめに結びます。

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