航空ファンミーティング「航空グッズマーケット」紹介の第6弾。ANA中部空港にお勤めの覚野さんはエアラインスポッター。スポッターは、マニアの世界では特に欧州で広まった歴史ある正統派で、機体番号を見て集める人や撮影派も存在します。覚野さんはスライド交換もできる写真を持ってきていました。光源を仕込んだライトボックスでのスライド鑑賞は、夢の世界をのぞきこむようで味があります。デジタルが主流になった写真の世界ですが、旅客機を真横から捉え機体番号がはっきり見えるポジ画像は、その解像度の高さからコレクターは海外にはまだ残っています。昔は「コダクローム64」じゃなきゃダメなんて時代がありましたからね。(64はASA感度です)
本場ドイツで機体にターゲットを絞った「Skyliner」という雑誌を紹介しています。サイトも充実しており、雑誌も含めてドイツ語と英語で書かれていますので、読める人は多いと思います。覚野さんは、この雑誌を航空機の記録として残し、広めたいと言います。
エアライン勤務者の出店はエアラインコンベンションの多い欧米では当たり前ですが、日本ではまだまだ少数派。是非、続けて出店して貰いファンが増えてくれるといいと思います。