東大の学園祭は年に春と秋の二回行われますが、本郷キャンパスでは春に「五月祭」を開催します。
今回、東京大学航空ファンサークルUTAGS(Utokyo Aviation Geek Society)のイベントに出掛けてみました。キャンパスの中心に三四郎池があって、都会のオアシスを持つ本郷キャンパス。
展示場所となる教育学部の教室では、フライトシミュレーターを壁面いっぱいに映し出し、航空機を飛ばせるイベントが整理券発行となる人気でした。展示物は、旅客機モデル、紙ヒコーキ、安全のしおりや吐袋など、多彩です。
当日は、代表の「ぐっ」さんが不在で、村永宙哉さんに話を聞きました。昨年2018年6月の発足にして、会員数35名になったとのこと。民間機に興味を持つ学生が多く、羽田に月一回集まるゆるい活動で、長続きを目指します。今後の目標として、各自で研究する分野をゼミのように運営し、発表したいと語ります。西には京大旅客機研究会があり、交流予定と意気込みます。航空ファンのすそのが広がるのはいいことですね。
メンバー近影 右が村永さん
メンバーの研究分野は、航空管制、運航管理、モビリティなど多岐にわたり、学術的要素が強く、ここから次世代研究が実を結ぶ登竜門のようなサークルで、将来が楽しみです。
会報「エクラノプラン」のVol.1とVol.1.5(縮小版)が販売中。
会誌名の由来は、創刊に寄せての部分に書かれています。かなりニッチな航空機の世界が垣間見えます。興味のある方はぜひお手に取って確認ください。インカレサークルにつき、他大学の学生も含め新入会員募集中です。