ZIPAIR Tokyoが就航開始し、翼を振って離陸

航空業界

aziptakeoff
JA822Jが滑走路16Rから17:35に離陸
JAL
LCCZIPAIR Tokyo63日に就航を開始しました。

当初514日に予定していたLCCとしての成田⇔バンコク線を新型コロナによる需要減退のため延期した上で、貨物便として新たな運航となったものです。

 3日午後に成田空港第二ターミナルビルの日本航空オペレーションセンターにて西田社長の記者会見が行われました。「事業構想から2年で就航にこぎつけられたことで安堵している。49日に延期を決めた時点ではまだ貨物専用便での就航開始のアイデアは無かった。その後、貨物輸送からでも始めたいと思うようになるきっかけがあった」と話しました。

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記者会見を行う西田社長
「とある酒造メーカーが酒は売れなくなったが消毒用のアルコールを作ろうと方針転換しました。これに刺激を受け、我々には広い貨物スペースのある
787がある。これを活かそうと話が出てきた」と明かしました。

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その後、メディアの質疑応答の中で採算性について質問がありました。往路は機械部品、化学製品13トン、復路は工業製品17トンで搭載スペースは一杯とのこと。これで変動費と燃料代は出るが赤字とのことでした。

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最後の貨物を搭載する様子
その後、貨物地区へ移動し、出発準備の様子を見ることができました。

コロナ禍の中でできる最大限のことをしたZIPAIR
Tokyo
。離陸後に大きく振った翼が印象的でした。

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久しぶりの取材となったメディアが多く集まった 

当分の間、Boeing787-8型機で週4便水・木・金・土に就航。スケジュールは以下の通りになります。

成田発   ZG51便 1720発 バンコク(スワンナプーム)着2200

バンコク発 ZG52便 1230発 成田着0745+

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