台湾の隔離体験談から感染症対策を報告!(後編)

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毎日、夕陽を見るのが楽しみだとか
桃園空港から、TWD1000=JP3,700で手配した防疫タクシーに乗り、市街北部の温泉地である北投のアロフトホテルに向かいました。

台北では、防疫ホテルが市内72か所に用意されており、全て有償で手配することぬります。アロフトは、マリオット系の四つ星ホテル。費用は一日TWD4000=JPY14,800かかります。食事費用は別です。弁当だけで過ごすなら宿泊費用に含まれますが、40種以上のメニューから選ぶことのできるチョイスだと一日3食でTWD1000=JPY3,700かかります。

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食事の一例
 
ここで、部屋から一歩も出ることのない生活が始まりました。食事はドアの前に置かれ、ゴミ類は夜に一回処分されます。洗濯は自身で洗面台にて行うので、液体洗剤は必須。外を眺めたり、食事の時間が数少ない癒しの時間になります。


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アロフトホテル室内の様子

平日は仕事ができるので気は紛れますが、週末は持て余すという感想も聞けました。位置情報で監視があるので、外出はご法度。これを破るとTWD100=JPY370万の罰金になります。

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食事の一例 

毎日午前10時に台湾中央感染症指揮センター(CECC=Central Epidemic Command Center)から健康状態の確認SMSが届きます。また、不定期で警察からも確認の電話が入ります。

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癒しの虹が現れました 

この監禁いや、この時期を乗り切った友人。最終日の深夜0時に隔離はようやく終了しました。ホテルでは、タクシーで数分の夜市が深夜2時まで空いていると教えてくれましたが、元気なもののそこまでする気力が無かったようです。

隔離よりも短い7日以内の滞在で帰国とのこと。そうでないと、日本での隔離が必要だからです。ITを駆使した感染症対策。ここまでやって、台湾は新規感染者発生ゼロを更新しています。

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