サウスウェスト航空が今年50周年を迎える

航空業界

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ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港でのサウスウェスト航空機
世界のLCCのモデルと言われるサウスウェスト航空が2021618日に初飛行から50周年を迎えます。世界で最古のエアラインは創業100年を迎えたところもありますので、50年の数字だけでは驚くべきものではないのかも知れません。

 それでも、世界の航空業界に新たなサービスのスタイルをもたらし、社員第一主義を掲げ、創業以来コロナ禍に至るまで黒字化を続けた一貫した企業スタイルは称賛されるべきものと思います。

 このサウスウェスト航空が元祖格安航空らしく、50周年を迎えるにあたり片道50ドルのセール運賃を発売するキャンペーンを始めると告知しました。

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当初の塗装のサウスウェスト航空機 

リリースでは、サウスウェスト航空の功績である「サウスウェスト効果」について、「成長、低運賃、革命をもたらし続ける独自の価値」と説明しています。米国運輸省(USDOT)の研究者が1993年にこの効果についての研究発表を行ったと紹介しています。研究の内容は、サウスウェスト航空が市場に参入すると、運賃が下がり、全体的な乗客数が増加するというものです。

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©Southwest Airlines
コロナ禍の中、2020年通年の有償旅客キロ(RPK)が897RPKで世界第9の位置にいるサウスウェスト航空。長距離国際線の無い路線の中で、この数字は立派です。

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