JAL工場見学のスカイミュージアム、展示エリアが一新した

航空業界

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JAL720日、羽田空港で行っていた「JAL工場見学」で展示エリアとして開放している「スカイミュージアム」をリニューアルオープンしたと発表しました

JALは羽田空港新整備場駅に隣接するメンテナンスセンタービル内で工場見学を実施してきました。プログラムは航空教室という講義形式で航空機のしくみなどについて解説し、スカイミュージアムと呼ぶ展示エリアを開放。その後工場見学に進むという内容でした。現在では、コロナ禍でリモート工場見学になっています。

2013年の前回の改装から8年。展示エリアは大きくデジタル化された全面的にリニューアルされました。主な概要は、大型マルチディスプレイの導入でコンテンツをデジタル化したものです。

 最初に目に入るのは86インチ大型画面の「スカイランウェイ」で、整備士、パイロット、客室乗務員、グランドスタッフ、グランドサービスの仕事が紹介されます。アーカイブズゾーンでは、55インチのディスプレイでデジタル年表が年代ごとに用意されています。

制服コーナーでは歴代制服を前後から眺めることができ、過去からの使用機材のモデルが50分の1スケールで並びます。最後には、フューチャーゾーンが用意され、将来に向けてのJALの取り組みが紹介されています。

722日から、リモート工場見学でこの新しい展示エリアも紹介されており、毎日2ZOOMにて45分間のプログラムで進められます。筆者は午前の部を体験してみました。毎回200人定員とのことですが、予約サイトを見ても夏休みを含め満員の日はありませんので、参加するなら今のうちです。

対するANAも羽田空港で「機体工場見学」を行っていましたが、同じく休止中。

現在は、バーチャル機体工場見学として、360度視点体験としていつでも6分半の動画を視聴することが出来ます。整備士とガイド役の女性社員の案内でボーイング787や同777をマウスの操作で350度眺めながら見学ができます。

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申し込む必要は無く、パソコンやスマホがあればいつでも見ることが出来るのがいいですね。両社ともに、コロナ後に向けて着々と準備が進んでいます。

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