最後のエアバスA380がエミレーツ航空に引き渡された

エミレーツ航空

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©Airbus

エアバスエミレーツ航空1216日に最終製造となるA380A6-EVS)のエミレーツ航空への引き渡しを発表しました。エアバスのA380全製造機数251機のうち123機がエミレーツ航空にわたったことになります。その比率は実に49%とほぼ半数。

 

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引き渡しの場所となったエアバスハンブルグ工場のインダストリアルデザイナー、マイケル ラウは「エミレーツのキャビンで開発されたファーストクラスのシャワースパ、照明、プレミアムエコノミーキャビンなどイノベーションの多くは、エアバスにとって初めてのものでした。エミレーツは私たちに挑戦し、キャビンの専門知識に自信を与えてくれました。私たちはこの航空機で一緒に達成したことを非常に誇りに思っています」と述べています。

A380 AIB Airbus MSN001 and A380 UAE Emirates MSN272 on ground
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エミレーツ航空は2000年に発注の意向を固め、2001年のドバイエアショーで15機の確定発注を行いました。これは、9.116週間後でしかなく、当時世間を驚かせました。2007年の運航開始から3億人を乗せ80万回以上のフライトを続けています。

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エミレーツ航空は最新装備のA3806機保有し、今後52機にこの装備へと改修する契約を結んだことから、この先も長く運航は続きます。

 新しいA380はもう現れることはありませんが、運航は続きますので、体験するなら今のうちですね。

 

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