新年あけましておめでとうございます　虹の飛行機をお届け

昨年はブログをお読みいただきありがとうございました。海外への取材もままならず、1月にベトナムとインドに行ったきりで一年が経過しようとしています。

世界が一変した様子は、皆さんそれぞれの立場で経験されているのでいうまでもありませんが、本当に今年こそは収束に向かって欲しいものです。

今年最初の掲載にあたり、昨年暮れに保管画像の山の中からでてきた1979年の写真を公開して幸先のいい年になるよう祈りたいと思います。

 1979年、日本航空宇宙工業会が主催する第6回国際航空宇宙ショーは11月17日から25日まで航空自衛隊入間基地で開催されました。天気が悪く、最大人数を集客した第4回の61万人に比べて第6回の26万人は4割程度と記録が残ります。

TDA東亜国内航空が1980年6月に導入したエアバスA300B2ですが、このエアショーでは、エアバスのデモフライトとして飛来しました。エアバスが持ち込んだのは、自社塗装機でのちにTDAのレインボーカラーとなるもので、胴体には「東亜国内航空　A300」の表記があり、機体番号はF-BUADでした。デモフライトでは入間の青空の下、低空で車輪を収納して飛行するなど華麗に舞っていました。ポートサイドには発注エアライン30社以上のロゴが表示されていました。

感染者数増加は歯止めがかからない状態で、航空業界はどうなっていくのかわからない状況です。そのような中で、少しでもこの業界が元気になるような記事を各方面で書いていきたいと思っています。この機体のように、虹がかかる見通しの明るい空になりますように。

後方にC‐1輸送機が見えています 

今年もこの「あびあんうぃんぐ」ブログをよろしくお願いいたします。