©Jet Blue Airways ロンドン到着時の様子
ニューヨークを拠点とする米国で6番目の規模のエアラインJet Blueは、初めて大西洋を越えてロンドンへ向かう路線に就航したと発表しました。今まで、米国国内を中心に南北アメリカの26か国、100以上の都市に路線を展開していましたが、それを超えて飛躍する時期が来ました。
就航初便の記録は次の通り。8月11日22:07にニューヨーク‐JFK空港を出発したエアバスA321LR(N4022J)は、12日の10:10にロンドンヒースロー空港へ到着し、飛行時間は6時間24分となりました。
Jet Blueの最高経営責任者であるロビン・ヘイズは述べています。「Jet Blueの21年の歴史の中で初めて、私たちは北大西洋を横断します。世界で最も競争の激しい市場に参入し、受賞歴のあるサービスと低運賃を武器に新しい世界の利用者に提供していきます。大西洋横断飛行の新たな選択肢となる準備ができています」。
©Jet Blue Airways ロンドン到着時の様子
当ブログでは、この機体の受領を記事にしています。4月のこの記事でもわかるように、この機体の一番の特徴は、24席ある1-1配列のビジネスクラス「Mint」です。今後、単通路機で中距離を飛ぶ機体のビジネスクラスに装備が広がっていきそうなフルフラットシートになっています。
JetBlueは、2021年9月29日より、ニューヨーク-JFKとロンドンガトウィック空港(LGW)間のフライトで、米国と英国間のサービスを追加する予定です。
Jet Blueが主要航空会社であるボストンからのロンドンサービスは、2022年夏に開始される予定です。
何れ日本のエアラインでも、単通路機での中距離国際線フライトができる時期がくることでしょう。