エールフランス航空は1952年11月27日に東京⇔パリ線の開設を行い、2022年に就航70周年を迎えました。これを記念してエールフランス航空では11月29日に日本で初の記者会見を東京日本橋にある在日フランス商工会議所イベントスペース「レスパス@CCIFJ」にて行いました。
会場では、就航当時からの機材や客室乗務員の写真をパネルで展示し、日本線の告知ポスターも紹介され、機材のモデルとともに華やかに飾り付けられました。
エールフランス航空/KLMオランダ航空会社
日本支社長 ボリス・ダルソー氏の開会宣言の後、就航の日々を振り返りつつ、今後の事業展開についてパリ本社よりエールフランスKLMグループ取締役執行役員副社長アンリ・ドゥ・ペイルロング氏が来日し登壇のうえで説明しました。その後、改めてボリス氏からは日本線の今後の展開について説明がありました。
機材は、長距離機材として38機発注中のエアバスA350-900を20機まで受領し、中距離用にエアバスA220-300を60機発注中のうち14機を受領しています。今後はSAF使用を増やし、環境性能の優れた機材をメイン機材として活用していく考えです。
日本路線に関しては、成田発着の午前便を週3便残しつつ、羽田発着の夜便を週5便で再開し、関西空港も週3便を運航します。2023年夏スケジュールからは羽田発着夜便をデイリーに増便し、羽田の午前便も週3便で始まり、コロナ禍前の便数に近づきます。
日仏の懸け橋として100周年に向けて安全運航を継続を期待しています。