機内デザインをコンペするクリスタルキャビンアワードを知っていますか

ニュースリリース

提供:Crystal cabin award

世界の航空業界は多くの展示会を開催しています。間もなく始まるパリエアショーを含む航空機見本市の欧州エアショーに始まり、エアラインが航空路線を誘致する「ルーツ(Routes)」、航空機内のインテリアを製造する会社があつまる「エアクラフト インテリア エクスポ(AIX)」など世界の各地で開催されています。

 

日本ではあまり知られていませんが、「クリスタル キャビン アワード」をご存知でしょうか。機内の居住性を左右するデザインコンペと言えばいいでしょうか。6月6日(火)~8日(木)にドイツのハンブルクで開催されるAIXの展示会場にて最優秀賞が選出されます。

提供:Crystal cabin award

この賞は2007年から始まるドイツのクリスタル キャビン アワード協会が主催するもので、表彰の前に7つのカテゴリーで21のファイナリストが選出されています。

 

カテゴリーをご紹介すると、キャビンのコンセプト、キャビンの素材及びコンポーネント、健康と安全、快適性、ILFCとデジタルサービス、サステナブルキャビン、大学の7つです。キャビンのコンセプトにはニュージーランド航空のエコノミークラスでの寝台スカイネストやファーストクラスにダブルベッドを装備したルフトハンザドイツ航空のアレグリス(新コンセプトデザイン名)などが含まれます。

 

ユニークなのは学生のカテゴリーがあることで、オランダのデルフト工科大学のアイデアがファイナリストの中に残されています。

 

日本のノミネートは見当たらないものの、PanasonicとSEKISUI KYDEX(セキスイ カイデックス)の2社の日系関連企業がスポンサーに名を連ねています。

 

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