フィンエアーAY073便ヘルシンキ発成田行きはエアバスA330-302で、機体番号OH-LTOのマリメッコ塗装機でした。
ビジネスクラスは、二つのコンパートメントにわかれて計10列。
1-2-1と2-2-1のフルフラットになるスタッガードシートが交互に並ぶ変則的な配列です。
日本人客室乗務員がエコノミー、ビジネスに一名ずつサービスに当たり、搭乗後には笑顔で「お帰りなさい」と迎え入れてくれ、上着を預かってくれます。
シートは窓側一人席の9Lでした。窓にシートが面しており、眺めも堪能できる好都合の席でした。そして、通路側に棚が来るので、適度な距離感があって快適でした。A側席は両側に棚のある席ですので、より人気がありそうです。
メニューが配られて、その内容の幅に驚きました。
その中で、客室乗務員さんにお勧め頂いたフィンエアーらしい、他では味わえないであろうザリガニスープとトナカイ肉をチョイス。
この組み合わせではかなりの濃いものを想像したのですが、意外にあっさりとした中にコクのある美味しい料理でした。
トナカイ肉は秋の終わり頃が旬だそうですので、丁度いい時期に食べたことになります。
前方のギャレーには間食用のスナックも用意され小腹が空いた時に嬉しいサービスです。
マリメッコのブランケットと枕がお洒落でした。同様のデザインのスリッパとアメニティは頂けましたので、特に女性には嬉しいのではないでしょうか。
熟睡した後に、和洋チョイスの朝食がサーブされ、その後、程なくして到着時間になります。
東行きでは到着が早いとわかっていても、欧州からの9時間20分でビジネスクラスを堪能するのはあまりにも短いと感じました。
いい余韻を感じながら、また乗ってみたいエアラインになりました。
ビジネスクラスの様子は旅のサイト「リスヴェル」にも書いていますので、ぜひご覧下さい。
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