Farnborough International Airshowでの地上展示機の中に、Airbusが出展していたITA AirwaysのA350-900(EI-IFF)がありました。
ITA Airwaysはアリタリア・イタリア航空の路線と機材を継承したイタリア政府経済財務相が保有するエアラインです。日本には10月30日ローマ発で31日に羽田発となる2022年冬スケジュールから週3便で運航を開始する予定で進められています。
機内取材に向かうと、コックピットでは副操縦士が「エアバスで受領してローマまで飛び、ここに来ました。まだ2回飛んだだけの新しい機体です」と教えてくれました。
2名の客室乗務員は、「ウェルカム・イータエアウェイズ」と話し、社名のITAはイータと発音することがわかりました。33席のビジネスクラスと301席のエコノミークラスを見せてくれ、東京でお会いしましょうと言います。
シートは、外観とは打って変わってブラウンとベージュの落ち着いた色彩で、イタリアらしい上品な空間を作りだしています。
東京へは、A330での就航予定となっていますが、このA350-900に置き換わることもそう遠くない将来だと思います。
既に予約も始まっており、この鮮やかな機体を羽田で見ることができるのは楽しみです。
ITA Airways スケジュール
AZ793 HND 13:35・FCO18:55 (13h20m)
AZ794 FCO 15:00 ・ HND11:35+1 (12h35m)