SKYTRAX社のワールド・エアライン・ランキング2016でニュージーランド航空はプレミアム・エコノミークラスで2部門を受賞しました。
実は、同社のビジネス・プレミアもかなりいいシートです。
SKYTRAX社の選ぶビジネスクラス部門でのTOP10は選外でしたが、隠れた実力があります。
今回の搭乗クラスではないので、サービスの内容をご紹介できませんが、垣間見えたシート配列から考えてみました。
受賞するエアラインのビジネスクラス座席配置は1-2-1配列が主流になってきました。
それに対抗するかのように、ニュージーランド航空のボーイング787では
1-1-1配列の合計18席で余裕の空間を作り出しています。
B787のビジネスクラスでこのような余裕の配置にしているエアラインは他には知りません。
実際に、機内で見ると、左舷の1列は通路側を向いて斜めに配置され、中央部と右舷の1列は、向かい合う形でこれも通路側を向いています。
骨の少ないヘリンボーン型(笑)です。
左の一列は、中央部の1列の背中を見るように配置されていますので、その背面部分が壁のようになっていて、個室感がUPしています。
白い本革シートが整然と並ぶキャビンは、ホテルの中のバーにでも座っているような気分になります。
ビジネスクラスは、人気が高い様子。今年10月30日からの冬スケジュールでは、大型化となるボーイング777-200ERが投入されることとなりました。
ビジネスクラスも26席へと増え、シーズンとなるニュージーランドへの快適な旅にいざなってくれます。