ジャンボジェットの退役が進む中、旅客型では希少な新型のボーイング747-8にも興味が沸きます。急遽欧州に用事が出来ましたので、往復でこの機体に搭乗するスケジュールを考えてみました。
帰路は他社の経由便にします。現在、他の二社もFRA線にB747-8を就航させています。大韓航空か、中国国際航空の選択になります。
ここは、日本に近い韓国を飛ぶ大韓航空を復路の利用としました。
往路はHND-FRAでLH717便、復路はFRA-ICNのKE906便に乗ります。
現地では空港のシェラトンホテルで1泊し、約25時間の滞在。
1泊3日の旅です。フランクフルト空港でのランプツアーに参加する事も目的の一つです。前回参加のツアーが45分でしたので、今回はそれ以上のプランに参加することを考えていました。
現在、羽田空港にはエアバスA380は就航していません。このB747-8が最大の機材で、搭乗できる機会を探していました。
座席指定は、往復共にジャンボを満喫できるアッパーデッキをチョイス。
ルフトハンザ機の機内に入ると、正装の客室乗務員が迎えてくれます。
ジャンボジェットの大きな乗降口の左右に乗務員が立って、ウェルカムと迎え入れてくれる。ルフトハンザ航空のイメージカラーの紺と黄色の配色が、目にまぶしい。この瞬間はいいものですね。この先のサービスに期待感が高まります。
以前のジャンボに比べてアッパーデッキへの階段が広いことがわかります。
また、目に入る手すりなどの装備に丸みがあります。
2-2のシートが8列並びます。よく見ると、左右で同じ8列なのに、右の座席が若干後方にスライドしています。32席のゆったりした空間です。
ジャンボジェット特有のアッパーデッキギャレーは以前と同じ後方に装備されています。
隣同士となるAC、HKの座席は足元が接近する逆Vの字の配列になっています。目線の位置は隣でも離れているので、他人でも気になりません。
それでも、足もとはほぼ隣り合わせなので、ぶつけてしまわないか気を遣います。
離陸後の機内食は、日本食を選びます。
会席料理風で、そばと陶器の皿に握りが3カン並びます。
17時に近いので、早い夕食といった感じです。メニューには昼食と書いてあるのですが。
メインは、鶏の竜田揚げでした。ボリュームがあります。
到着前の夕食は、うな丼という贅沢仕様。一昔前には機内でこのような贅沢ができるとは思いもよらなかったものです。
到着後にまた睡眠時間になることがわかっていても爆睡してしまいました。
その後は、空港のシェラトンホテルで、眠れず悶々とすることになるのですが。