空港には展望デッキがあって、航空機を眺める姿は日本と欧州で多く見られる光景です。
空港のエプロンに入ってのランプツアーを定期的に実施しているところはそう多くありません。
利用者数欧州3位のフランクフルト空港は、空港利用者にも市民にも愛される空港を目指しています。
9つもの種類のエアポートツアーが用意されており、その中で一番手軽で予約無しにその場で申し込める45分のミニツアーに参加しました。
ターミナル1のツアーデスクは、エンジンカウリングが受付台になっていて、遊び心があります。
7ユーロを支払って、ボーディングパスのような入場券を受け取ります。
出発時間になると、ガイドの方が来られて、横の保安検査場に案内されます。
一般の旅客の動線で、検査を通り、大型バスに乗り込みます。
今回の参加者は、全部で4名。バスの中を自由に右左へと移動して写真が撮れます。
ターミナルビルに沿って、ランプサイドを走ります。駐機する航空機のすぐ後ろを通るので、迫力があります。
途中で降車できませんが、綺麗に磨き上げられたガラス越しに存分に眺める事ができました。
エミレーツのエアバスA380が地上滑走する姿を見付けて、ドライバーが追い掛けるように疾走したり、ルフトハンザのA380やボーイング747-8の前では一時停止するなど、参加者を楽しませてくれます。
北側カーゴ地区も廻り、ルフトハンザのMD-11Fやボーイング777Fの搭降載の様子も観察できてとても有意義でした。
ツアーの中で、消防隊見学というものがあります。
空港南側までバスで行き、降車して間近に空港消防車を見る機会はなかなかありません。次回は、是非これに参加したいと思いつつ、今回のツアーを終えました。
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