地上展示の場所が限られているので、エアバスはトレードショーの期間前半はエアバスA380PlusとA321Neo試作機を持ち込みました。
後半になるとA350-1000とWOWairのA321Neoが加わり、先の二機は空港内で別の場所に移動します。
WOWairは2011年に設立したアイスランドのレイキャビク・ケフラヴィーク空港(KEF)を拠点とするエアラインで、エアバスA320シリーズとA330を使って大西洋横断でアメリカにも路線を持つLCCです。現在、3機種13機保有しており、2018年末には24機に拡大すると発表しています。機体番号がユニークなことでも知られており、アイスランドの国籍番号TF-のあとの3Digitに家族を意味するDAD、SISやBROを付けるなど、身近なエアラインを謳っています。
機首下に設けられた式典会場にはエアバスCOOのJohn Leahy、エアリースコーポレーションのSteven F.Udver-Hasy会長、CFMインターナショナルCEOのGael
Meheustに加え、WOWairCEOのMogensenが登壇し、デリバリーを祝いました。
左からCFM、Airbus、WOW air、ALC社それぞれのボードメンバー(詳細は文中)
その後、機内も公開され同色のレザーシートが218席並ぶスマートな空間を見ることができました。
我々にとってみると、ハンガリーのLCCであるWIZZairと似たイメージを持つ人も多いと思います。
欧州のLCCはまだまだ発展すると思われ、機材発注も旺盛です。