エンブラエルでは、オランダ事務所広報担当のＧｕｙさんが機内を案内してくれました。
長崎の五島商業高等学校（現
五島海陽高等学校）で教鞭をとった事もある異色の経歴を持ちます。日本語が堪能で、我々が一番気になるＭＲＪとの対抗意識についても、上手く答えてくれました。「日本にいてその技術力は解かっているつもり。ＭＲＪの存在に敬意を持っている」とのコメントがありました。
Ｅ１９５－Ｅ２の機内は検査機器ばかりで、「まだまだこれから」と謙遜することも忘れません。話が機首部分に書かれた「Ｐｒｏｆｉｔ Ｈｕｎｔｅｒ」に及んだときに、「エンブラエルの自信作がＥ２シリーズなので、頑張ります。」と率直な意見が聞けました。
機体の横に造られた屋内のモックアップで、Ｅジェットのキャビンレイアウトの説明もありました。そこにはリージョナル機には贅沢とも映る新しいビジネスクラスが紹介されていました。
彼のコーポレートコミュニケーションのサポートもあって日本のエアラインはエンブラエル機の購入を決めたのではないかと思わせる巧みな話術で機体の良さが理解できました。
エンブラエルテストパイロットでAir Safety Engieerの肩書を
持つCapt.Perini
ＭＲＪものんびりしていられません。
