機内誌はデジタル化で読まれていく

航空業界

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ニュージーランド航空 ビジネスクラス ディスプレーは引き出して見ます

空旅と機内誌は切り離せない相棒のような気がします。外に出ることのできない空間で長時間を過ごす海外旅行ならなおさら、搭乗客の関心が向かって格好の宣伝になります。

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キャセイパシフィック航空 ビジネスクラス
  

座席前のポケットに、冊子があれば必ず手に取る乗客の一人として今後の機内誌を占ってみます。冊子の形での搭載は減っていくでしょう。搭載重量を減らせば、燃料削減にもなりますし、紙を減らせば何よりエコですよね。又、座席間隔が狭くなっていく傾向の今、座席ポケットをふくらませる機内誌は時代に逆行しています。それでも、機内誌が読みたい・・・これはデジタル化が進むべき方向な気がします。機内エンターテインメントも、同じく機体重量に大いに関連しますし、ディスプレーが無くなればシート幅が薄くなってピッチが広がる。搭乗前に自身のスマホやタブレットなどのデバイスにエアラインのホームページからダウンロードするという手法が始まっています。ルフトハンザドイツ航空の取り組みは「eJournals」と言います。Wi-Fi無くしても視聴できる機内ストリーミングも始まっています。

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チャイナエアライン プレミアムエコノミークラス
 

これを一歩進めて、機内誌をデジタル化すればいいように思います

キャセイパシフィック航空の取り組みは機内誌「Discovery」をインターネットで見ることができるようにしました。ただ、残念ながら英語と中国語のみ。せっかくデジタル化するなら、多言語対応がいいですね。

 

印刷代や、人手を使った搭載費用も掛からないエコな読み物として、日本語のデジタル機内誌が増えることを期待しています。 それでも、今はまだ紙の機内誌がいいんですけれどね。

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