エアショーレポート④ エアバスA330neoは2機登場

エアショー

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エアバスの展示の目玉は、ボンバルディアCシリーズからリネームしたエアバスA220のインパクトとA330neoの登場でしょう。A220は新型機ではないので、実質目立つのはA330-900neoです。ハウスカラーのF-WTTEをフライトディスプレーに、TAPポルトガル航空へ導入直後の機体を地上展示機として機内見学用にと2機をショー会場に持ち込みました。TAP機の機体番号

はCS-TUAですが、胴体後部には試験飛行をする為のフランス国籍番号F-WWKMが付けられています。

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外回りで在来機との違いは、あたらしい翼端のシャークレット。A350ほど
のインパクトはありませんが、湾曲しているのは鳥の翼が想像できていいですね。また、コックピットガラスの周囲にはA350で話題となった黒い縁取りがありました。エンジンはトレント7000が装備され、新たな推力と環境性能をもたらしています。

 

    TAPポルトガルの機内に入ります。コックピットも細かいUp Gradeはあるのでしょうが、見ただけでは進化を感じることができません。キャビンはエアバスの宣伝するAir Spaceによって洗練された空間になってデビュー。シートは全席レカロ社製です。ビジネスクラスは、もはや標準の1-2-1で並びます。

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エコノミーはA330で有利となる2-4-2配列が継承されてい
ます。グレー地に一部の座席はイエローのヘッドレストで新鮮です。

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機内から翼端を見ると、さほど目立ちません。A350とボーイング747-8のレイクトウィングチップ形状の中間程度のさりげなさです。大きく変わった部分はありませんが、エアバスのワイドボディー機最大の受注数を誇るA330シリーズはまだまだ進化しそうです。


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