新規航空会社と言われた各社が国際線に進出を始めた

スターフライヤー

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規制緩和で1998年に誕生したスカイマークも20周年。その後誕生した新規航空会社の国際線展開の発表が同時期となりました。

 そのスカイマークは2019年にサイパン、パラオへの就航を検討しています。

ソラシドエアは、この9月に熊本⇔台北のチャーター便から、スターフライヤーは2018年冬スケジュールから中部と北九州から台北への定期便を正式に発表しました。

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この中で、いち早く定期便就航を行うスターフライヤーに注目しています。

2018年冬ダイヤスタートの10月28日から中部空港と北九州空港を一往復ずつ定期便化します。

注目の理由は、国際線新機材を用意した点。新機材JA25MCは同じエアバスA320ながら国際線用にギャレーを大型化し、オーブンを備えてホットミールを提供できるようにしました。トイレなども配置を変えるなど居住性の向上が図られています。34インチピッチ150席仕様の国内線機材に比べ、35インチピッチの144席仕様にするという本気度。LCCが国内線と国際線で同じシートピッチの機材を運用しているのとは違う戦略です。

同型機180席仕様に比べて36席も少ないのはLCCと比較して20%も座席を減らしていることになり、その分有償旅客を多く搭乗させないと経営が苦しくなる。これも一つの冒険です。

選択肢を広げて顧客を開拓する姿勢が素晴らしいと思います。

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