1989年から2年に1度のイベントとして続くドバイエアショーが開幕しました。
11月14日から18日までの5日間。参加条件は、16歳以上のビジネスを目的とした事前登録者限定であり、ドレスコードも厳格に定められています。
毎日10時から17時30分まで開いていますが、14日はメディア入場が許される8時を目指して会場に入りました。今回は、過去の他の地域で行われるどのメジャーショーに比較にならないくらい民間機の展示が多く、展示館やシャレー(出展者の顧客接遇室)もチェックして、14時からの飛行展示も見るのであれば、時間がどれだけあっても足りないような気がしています。
まずは、一日目のハイライトをお知らせします。
それは、初めて国外飛行に挑み航空ショー初お披露目となるBoeing777Xの存在です。地上展示では、主翼の先端を折り曲げる様子をすぐそばで見ることができました。
航空ショースポンサーとなっているエミレーツ航空は、エアバスA380に加え、エンブラエルEMB-500と乗務員訓練用のシーラスSR22を展示しています。
A380は、アラブ首長国連邦誕生50周年記念の塗装をまとっており、プレミアムエコノミーシートを装備した4クラスの機体を用意しました。
14時から始まったフライトディスプレーでは、ヘリコプター編隊が飛行をリードしながらエティハド航空のBoeing787、エミレーツ航空Boeing777、エミレーツ航空A380、エアアラビアA320、FlyDubai
Boeing737が縦列飛行する豪華なものでした。そこにUAEのAl FursanのアエルマッキMB-339Aジェット練習機が7機編隊飛行で飛んでいきます。UAEの力強さを象徴する一場面となりました。
民間機では、Boeing777Xが背面飛行直前の迫力ある飛行を見せ、エアバスA350-1000も安定した飛行を見せていました。変わり種では、ロシアイルクートのMC21-310の5号機が飛び、スムーズな飛行を見せていました。
機材発注はAirbusに対するインドIndigoグループのA321neoの255機になりました。注目のドバイエアショーは始まったばかりです。