ドバイエアショーに行くのであれば、やはりエミレーツ航空を使いたいですね。
コロナ禍では経由便で行くと降機地のコロナ対策をクリアーしなくてはならないので、大変な作業が加わってしまいます。直行便の魅力は大きいものがあります。
エミレーツ航空はドバイエアショーのスポンサーでもあるので、参加者は予約時にプロモーションコードを入力することで10%の航空券割引を受けることができました。
コロナ禍前に日本路線は成田、羽田、関西の各空港とドバイを結んでいましたが、今では成田のDailyと関西の週4便運航に減便となっています。一時期エアバスA380も就航していた時期もあり、今はボーイング777-300ERがドバイ行き往路12時間、成田行き復路9時間25分(冬スケジュール)で飛んでいます。
コロナ禍で、エミレーツ航空の経営が気になります。
2019年には有償旅客キロは2881億RPKで世界第5位まで昇りつめました。それが2020年には787億RPKで世界第9位になりました。
収益面では、2021年半期決算で売上高は前年同期比86%増の217億ディルハム(6510億円)。前年同期の半期損失126億ディルハム(3780億円)に対し、本年度の半期損失は58億ディルハム(1740億円)と半減以下となりました。旅客需要増加および好調なEmirates SkyCargoでの貨物事業を中心に収益を支えたものとなっています。
それでも世界9位でいられるのも、経営の工夫があるからに他なりません。それを実際に現地で見てみようと思います。
成田空港にやってくると、やはりまだまだ国際線利用者は少ないですね。4階の送迎デッキで機体を眺めますが、この階のレストランは軒並み閉店しています。