あけましておめでとうごさいます。
エアラインを趣味とする人達は日本にも相当数いますし、友人もいます。
これが欧米になると、様相が変わります。
趣味に精神が宿ると言ったらいいのか、理解が想像以上に深いのです。
マイアミにあるワールド・エアライン・ヒストリカル・ソサイエティが主催するエアライナー・インターナショナル(以下AI)というコンベンションがあります。簡単に言えば、エアライングッズのフリーマーケットです。
同様の催しの呼び方は色々で、エアライナーエクスポやコレクタブルショーと言われることもあります。
AIは1977年から全米各地で開催され、今や38回を数える歴史あるイベントになっています。
全米各地での開催となり、場所は理事会で決まっていきます。
常に空港近くのホテルが会場となり、大広間でのトレードショーに加え、ツアーが組まれます。
トレードがメインで、多い時には200以上のテーブルが並びます。
出展者は、このテーブル使用権を購入します。
およそ20以上に分かれたカテゴリーで、時刻表、航空券、バッジ、トランプ、
食器、写真、絵葉書、安全のしおり、絵画、模型等所狭しと並ぶ姿は壮観です。
最初はどう動いたらいいか、あまりの嬉しさに頭が真っ白になりました。
他の催しがこのトレードだけなのに比べて、AIの良さはツアーがあることです。
空港近くでの開催ですから、空港内制限区域内での見学ツアーは税関や空港当局の理解が無いと実施できません。911アメリカ同時多発テロ以降も開催出来ているのは、趣味が大事にされるお国柄もあるのでしょう。
インターネットの普及で、わざわざアメリカまで出掛けなくても色々入手できるようになりましたが、多くの物の中から自分だけのお宝を探し出す醍醐味は行った者にしか解らない世界です。
今年は、6月にアトランタで開催されます。デルタ航空が協賛しており、彼らの本拠地での開催は、フライトミュージアム( http://www.deltamuseum.org/ )
の中で行われることになっており、ホテル開催とは違った趣向が期待できます。
1990年が最初で、今年も含め7回参加した経験をこの先、お伝えしていきたいと思います。
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