以前書いた、サンタモニカの航空博物館であるザ・ミュージアムオブフライイングには食事の施設がありません。
受付でお勧めを聞いたところ近くのサンタモニカ空港のレストランへ行けばいいと言われました。
事実、かなり至近です。
エアラインの就航は無く、ジェネラルアビエーションの空港です。ダウンタウンからの距離も近いことから、ハリウッドを訪れる俳優の利用も多いようですし、ビジネス利用もかなりあります。
展望デッキでは、飛行機を心ゆくまで眺めることができます。
陽を遮るものがありませんので、夏場は影を求めてウロウロすることとなります。
アメリカにしてはかなり小さな空港で、外からもレストランTYPHOONの文字が見えるのは、他に施設が無いからでしょう。
アメリカ人から見た太平洋の向こう側は、台風が多いと認識しているのか、アジア料理を提供してくれます。
窓際に席を取ると、ダウンタウンの摩天楼と滑走路を同時に視界に入れる事ができ、中小ビジネス機が数分置きに離発着を繰り返すところが見えます。
ここでは、ベトナム料理のフォーでも食べながらスピリッツァーでも飲めば、海に近い空港の雰囲気が最大に楽しめるのではないでしょうか。
過去に訪れた時には、TWAのDC-3が駐機しており、ミュージアムとともにダグラス所有の歴史ある場所だったと解ります。
エアポートアベニューにあった、滑走路と格納庫を結ぶ横断道路に航空機の通る信号機があり、通過待ちをしたことをふと思い出しました。
20世紀前半のルート66が誕生した同じ頃にできた近くの空港ですので、歴史があります。
車の発展と共に航空機の発展を見てきたのでしょう。古い時代を思い浮かべて、のんびりするのもいいかと思います。
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