AI2014LAX
(*1)会期中に午後出発のデルタ航空格納庫見学ツアーに参加しました。ツアー参加中は、コンベンションの出品者テーブルは不在となりますので、隣の方に留守番をお願いすることになります。
それは、もう知った事と和気あいあいに進んで行きます。
20人ほどが同じツアーでホテルからバスに乗り、数分のロスアンゼルス空港旅客ビル南側デルタ専用ターミナル5に向かいます。一般搭乗客と同じように、セキュリティチェックを受けます。搭乗ゲートに向かい、バス案内の動線で一階に降りると、制限区域内を走る中型バンが待機しています。ここからいよいよツアーがスタートです。
目の前が駐機場ですので、すぐ乗車するのではなく、少しこの場所で飛行機を見ていたいと思っていると、気持ちを察してくれたのか早速撮影タイムになりました。
エアバスA320シリーズが多く、ERJなどリージョナル機も混ざります。
午後の比較的閑散な時間にも関わらず、頻繁に発着が繰り返されます。
デルタ航空自身でランプコントロールをしていることが解ります。
大型機が見当たらないので聞いてみますと、長距離国際線は狭隘化するターミナルを避けて駐機するとのこと。西側エリア(ウェストゲート)での沖留めでバス案内が定着していると説明が入りました。
バンは東側のデルタ航空格納庫に向かいます。
その日整備する機体はなく、換装エンジンとタイヤだけが残されています。
航空機が無いからって気落ちしないでくださいと言われて、格納庫前に足を進めるとエアバスA319が駐機していました。格納庫内で見るよりもいいじゃないですか。光線具合を見て色々な角度から撮影と見学が出来ました。ナローボディーの機体でも、エンジンを目の前に見ると大きいなあと思います。
格納庫を後にしますので、これで終わりでは少し物足りないなと思いつつ、それもすぐに杞憂だと言うことが解ります。
更に東へ向かい滑走路25の端に来ました。ここでも下車させてくれます。
ターミナルを離れ、滑走路に向かう機体がタキシングして来ます。
非常に近い場所で地上滑走から離陸まで見えますので、大満足。
航空機の客席にいる旅客からは、至近にいる我々のことがどう写ったのでしょう。
更に大回りしてランウェイ25の南側を大きく時計回りに動いて行きます。
DHL、フェデックスやJALの貨物上屋が見えます。大韓航空やNCAのものもあります。このあたりは、コンテナやドーリー
(*2)など、色々な器材が雑然と置いてあり、旅客ターミナルとは違った雰囲気で楽しめます。
ここでは、アトラスエア等のジャンボフレーターが大活躍。雄姿を記憶に刻みました。
数日前訪れた、フライトパス・ラーニングセンター
(*3)前のDC-3をランプ側から眺めることになり、貴重な体験です。
ここまでは、バンの左舷に座った者の勝ちでした。 何せ、駐機場の内側を時計回りするので、機体は見事に左側に見えます。
国際線の駐機場にあたるウェストゲートを見ながら、新築間もないトムブラッドレー国際ターミナルを大きく周回してくれます。鳥の翼を広げたようにも見える大屋根が良く見える位置でした。ここまで来て、ようやく周回したので、右舷のツアー仲間からも歓声があがりました。
午後の国際線ラッシュで、おなじみのキャセイ航空や大韓航空を含め、基地を設けているカンタス航空もエアバスA380を駐機させていました。
最後にターミナル5に戻り、出発していくエアバスA319で撮影を締めくくってツアー終了となりました。
移動はバンで車窓になるものの、多くの下車撮影の機会があり、楽しめました。 LAXのランプに進入し、空港をほぼ一周した上に地上で撮影できるなどなかなか無い機会です。
セキュリティが厳しい中にも、趣味へ理解があるアメリカの深い懐に頭が下がるなと思いつつ、素晴らしい思い出を胸に、ホテルへ戻ったのでした。
*1
2015年
1月
20日付け 当ブログご参照
*2
貨物コンテナやパレットを空港内で移動させる輸送器材です
*3 2014
年12
月3 日付け 当ブログご参照
コメント