乗ってみてわかるスクート (後編)

ボーイング

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エンターテイメント機器がありませんので、緊急時の対応デモンストレーションを客室乗務員さん自身が行うのも新鮮です。

事前にインターネットで予約できるようでしたが、今回は、機内食をその場で買ってみることにしました。

ホットミールをドリンクとチョコレートのセットのコンボというスタイルで頼んでみます。プラスティックのスプーン、ナイフ、フォークと紙ナフキンが添えられ渡されます。チキンの醤油炒めを指定すると、ギャレーで温めて来てくれます。液体なので、プラスティックトレーにビニールが結構しっかり留められており、剥がすのにプラスティックナイフを使って結構力が必要でした。

円安でシンガポールドルでの支払いが少しお高めには思いますが、見た目よりもお味はなかなかのものでした。

クルーは、カートを押す間は忙しくて無表情の方もいらっしゃったのですが、真横に来られてサービスと機内販売の時には、商品説明に加え、色々お勧め頂きました。皆さん、活き活きされていたのが素晴らしく、カメラを向けるといい笑顔を返してくれました。

機内販売は、飛行機好きにも嬉しいグッズがあり、ついつい買ってしまいました。ブランケットやベアーなど、女性にも人気が出そうな物や、航空機好きにも嬉しい、モデルやキーチエーン等。お勧めのS$2のボールペンは3色あって、航空機がちりばめられたデザインで、ばらまきの土産にも使えます。その他、時計、化粧品やお酒等も多く揃えてありました。

コックピットからのアナウンスは往復とも丁寧にしっかりとありました。

到着地の天候、気温や到着時間など、定番な内容ながら、欧米のキャプテンの英語での落ち着いた声が耳に心地よかったです。

日本人客室乗務員が、すぐに日本語訳でアナウンスしてくれるのも好感度が高いです。

機体はシンガポール航空からの中古機ですが、ワイドボディー機のゆったりさはとても有利に思えます。機内販売があっても、通路が二本あると言う事は、片側を通行出来る可能性が高いということになります。脚を伸ばす為にも、歩行は大事な運動です。この時も、スーパーシートすぐ後ろのストレッチシートの当たりから、最後部まで歩いてみました。

追加料金の掛かる場所は、窓側にも空席がありましたので、エンジンの見える場所に一瞬座って、撮影させて頂きました。

サービスの終わった、最後部のギャレー(調理室)に向かうと、客室乗務員が休憩中でした。乗務員用のシートが無く、食器収納用のプラスティックトレーを重ねて座っていらしたのも、面白い発見でした。

こんな様子を見られては、乗務員さんも不本意なのでしょう。すぐ立ってしまわれました。

笑顔で「間もなくボーイング787が就航します。是非、またご利用下さい」とのメッセージが耳に残りました。

航空ジャーナリストの秋本俊二さんが、同社就航後に誠Styleというサイトにてレポートされていますので、そちらも是非ご覧ください。

http://bizmakoto.jp/style/articles/1308/30/news023.html

 
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