ニューヨークでの観光とモントリオールでの用事が重なり、どのエアラインで行こうか悩んだ末にアルゼンチン航空に決めました。定番のエアラインより、他国の以遠権路線に乗った方が楽しいに決まっています。かくして、南米の航空会社にアメリカ→カナダ路線で搭乗することになりました。
その昔のABC国際航空時刻表で決めたのですが、アルゼンチン航空がブエノスアイレスからリオデジャネイロとニューヨーク経由でモントリオールまで飛んでいるのを発見しました。日本に乗り入れていない同社でも東京にオフィスを持っており、航空券は買えます。
どうせ2時間弱と短時間なのだからと、ビジネスクラスにしてみたのは正解でした。
当時のニューヨークJFK国際空港は、北アメリカ以外の航空会社のカウンターがかなり狭かった記憶があります。
あっという間にAR326便へのチェックインが終わり、空港内をウロウロします。搭乗券を手にしてホッとした後のこの時間が楽しいと思うのは、私だけではないはずです。
売店を冷やかした後に、ゲートに向かうと青いラインのジャンボが駐機しています。
昔ながらの青いチートライン(窓を中心に機種部から機体後方に掛けての帯の塗装)が、尾翼に繋がるあたりで大きく跳ね上がり、Aの文字を二つ重ねたデザインは、なかなか良くできていて素敵でした。
客室乗務員もライトブルーの制服で、迎えてくれました。
このフライトでの記憶は、搭乗記念のお土産にコロンをプレゼントして貰った事です。以前は、アメニティキットの他にもビジネスクラス以上にはお土産が頂けることがありました。
後年取り出してみますと、この香りはアメリカのどのエアラインでもオシボリに振りかけていたものだなあと、瞬時に機内の追憶にトリップできる魔法の香りです。
壜には4711と書かれており、ポーチュガルと解りました。
残されたメニューには、始発地ブエノスアイレスからリオデジャネイロ、ニューヨークまでの食事が書かれています。ニューヨークからモントリオールまではビジネスクラスとは言え、コーヒー、スナックの文字しか無かったのが寂しかった想い出です。
上方にある鳥のイラストの冊子はメニューです
コメント
ポルコ・ロッソ様
いつもコメントありがとうございます。
ロイヤルエアモロッコが就航していたかどうかまでの記憶がありません。
過去のタイムテーブルを調べられるサイトでもあればいいですね。
間合い運用って、何か興味深いですよね。 最近ではニュージーランド航空の
ロスアンゼルス⇔ロンドンヒースロー路線直行便なんかが興味を引きます。
今後とも宜しくお願い致します。