夢のある画家の世界 地元の空想画家「小松崎茂」

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 今、荒川区内の掲示板には空想画家「小松崎茂展」の目立つ黄色いチラシが掲げられています。 12月6日までの期間、同氏の生まれ故郷の南千住に位置する荒川ふるさと文化館で開催しています。


同年齢の御同輩には懐かしいプラモデルの箱絵や、少年雑誌の表紙を飾った画家といえば、わかる人は多いと思います。

週末の近所の散歩のついでに足を運んでみました。

そこには懐かしい絵画の数々が展示されています。地元の風景も描いていたことを知りました。北千住に近く墨田川沿いの4本の「おばけ煙突」が有名なのですが、これらも残されています。

少年画報という雑誌は一世代前の物で、我々世代はイマイ科学などというメーカーのプラモデルの箱絵で馴染みが深い。

少年達は、これらの箱絵に刺激を受けて、少ない小遣いの中からプラモデルを選んで大事に作っていきました。私も、飛行機だけでなく戦車や自動車、サンダーバード物も多く作ったものです。今でも心残りなのは、サンダーバード秘密基地を買って貰えなかったこと。

懐かしい子供の頃を想い出しながら、楽しく鑑賞できました。

思わず88ページもある立派な展示解説図録を購入してしまいました。

この中から、当時の空想旅客機でJapan Airlinesと書かれた空飛ぶ原子力船のイラストをご紹介します。その規模からいうと、現実の世界ではエアバスA380が一番近いように思えます。

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当時は、環境やエコの概念も少なかったのでしょう。

大きな機体を飛ばすのに、片翼7基ものジェットエンジンが装備されているのが発見です。機体番号がJA80011と数字5桁なのも面白いです。

鉄道に続いて、近所で楽しい時間を過ごすことができました。
12月6日までやっていますので、足を運んでみてはいかがでしょう。
 

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