直行便化の小さいけれど大きな一歩

ニュースリリース


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 エアロメヒコ航空の日本線は、成田空港とメキシコ・シティー国際空港を結んでいます。この路線は、日本に就航するどのエアラインの直行路線よりも長いことで有名です。
(エチオピア航空の成田⇄アジスアベバ便は香港経由です)


西行き(日本着)のAM58便は、その長さ故にボーイング787をもってしても直行が難しく、途中のモンテレーでテクニカルランディング(給油寄港)をしていました。

それを、今回直行化が出来たことで、この路線は2時間以上の短縮となる

14時間45分で結ばれることになりました。

初便となるAM58便は1月12日にメキシコ・シティー国際空港を出発し、 14時間20分後の日本時間午前6時17分に成田空港に到着しました。

メキシコ・シティー国際空港は、その場所が高度2,230mの高地にあり、空気中の酸素濃度が低い為に、エンジン燃焼効率が落ち、長距離飛行には向かないと言われていました。

それを、今回アエロメヒコ航空はボーイングの協力で、エンジン燃焼効率を高めた航空機で直行化を実現させました。

同社によると、ボーイングとメキシコ政府航空局による運航上の安全確認と運航許可が取れたとしています。

この小さな一歩も、航空史の偉大な一歩なのだと思います。
amx
 

以前飛んでいたボーイング767-2B1/ER

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