エミレーツ航空は、中東で最大なのは勿論、欧州でもAFR/KLMグループに次ぐ輸送規模(RPKで2015年11月現在)の大会社です。
世界規模でも第5位というランクは、素晴らしい数字です。
その中でも同社の特徴は、保有する機体231機(2015年5月現在)の全てがワイドボディー機だと言うことです。一番小さな機体でもエアバスA330-200で、搭乗者数237人とのことで驚きの機材構成になっています。
ただそのエミレーツに、例外がありました。
エグゼクティブという一部門で、コーポレート・ジェットサービスを行っており、エアバスACJ319の機体番号A6-CJEを一機だけ導入しているのです。
エアバス社の同型のA319は標準座席数で140席の同機を19人乗りとしてサービスしますので、たった13%の占有率ということになります。
エミレーツのホームページを見ますと、就航可能地域として、東京も挙がっています。
前方に、会議室兼ダイニングスペースを持ち、後部には片側一列の個室が5部屋づつ装備されています。
夜間飛行においては、15人がベッドで寛げる仕様になっています。